パソコン・インターネット

メタ文献学としてのTEI

情報歴史学研究室: メタ文献学としてのTEI (1)というのを書きかけている。私のコメントも、近いうちにあちらに。皆様のコメントよろしく。

だからこそ、Googleは神なのだ

本を全部スキャンして検索可能にしちゃえ!というGoogle Book Searchなどは、我々大学教員、研究者の間でも非常に画期的かつ(概ね)歓迎されるべきプロジェクトとして認識されていると思うのだが(それ以前に、まったく無関心な層があることは、とりあえず…

コンピュータは「なにもしてないんだけど」変化する

大学教員の日常・非日常:連休明けを読んで、思ったこと。 私も、情報処理関係の教員ということで、ご多分に漏れず (^_^;; 「なにもしてないんだけど、ネットにつなげないのだが。自宅に持ちかえった際にウィルスにかかったんだろうか?」というような問い合…

Skypeで電話会議

現在、ある本の翻訳をしている。一人ではなく何人かで集まってやっているので、メーリングリストをベースに、時々ミーティングをしながら進めてきている。 だんだん〆切が近づいてきたので、いろいろなことを短期間で決定しなければならないのだが、私が京都…

たくさんのテキストは不快である

昨年から、大谷大学で人文情報学特殊講義2という授業を持っている。シラバスの「受講上の留意点」として、レポート課題を出すと「ヒントを下さい」「参考になるサイトはないですか?」という質問をする学生さんがいますが、まだ誰も考えたことがない問題につ…

Mini欲しい

…と言っても、自動車ではない。いや、ぶっちゃけこっちのMiniも欲しいけど (^_^;; 今回はJunnama Online: Miniさえあれば。経由で知ったGoogle Mini - 小さくなって日本先行発売のお話。LEGO的なのがかなりそそる。 ぷらっとホームで買えるみたい。483,000円…

「どんなパソコン買えばいい?」

Tech総研の記事「どんなパソコン買えばいい?SEに聞けばイッパツだよね」を読んで、軽いデジャブ。私の場合だと、「どんなパソコン買えばいい?情報処理の先生に聞けばイッパツだよね」てなところか (^_^;) 私も「その人が欲しがってるであろうメーカー名」…

史学科オリエンテーション2006

昨年のオリエンテーションに引き続き、今年も史学科の新入生オリエンテーションに同行した。今年は日程の都合で、近場の滋賀県南部。 4月7日、快晴。山田先生、新任の古市先生と同じバスに乗って一路、園城寺へ。京都市内では山田先生の愛情溢れる観光案内を…

イノベーション?

日曜日に帰省から戻ってきたというのに、火曜日にまた東京日帰り出張(涙)。 昼からは市ヶ谷で、本学が加盟する私立大学情報教育協会(私情協)の総会である。来年度(って、もうすぐじゃないか (^_^;;)から、大学全体の情報システムについていろいろ考え…

Kansai Perl Mongers 第6回ミーティング@花大

第6回ミーティングを行いますで告知されている通り、3月19日のPerlハッカーさんたちが集まるイベント(勉強会、研究会みたいな感じ)を花大でホストすることになりました。私もCHISEプロジェクトの話をちょっとだけすることになってますので、関心のある方は…

暴君にはなりたくないなぁ

来年度から大学の情報システムまわりの仕事もやらなければならないらしい。 「ITで会社を変えてやる」——その熱意、理解されている? システム管理者が“暴君”になるとき 「ITで会社を変えてやる」って方は、システム構築における合意形成の大切さを唱えている…

インターンシップについて

今年もアルファサードさんに2名の学生をインターンシップとしてお願いしている。昨年はうちのゼミの学生だったが、今年は考古学ゼミと美術史ゼミの学生である。毎日一度はこのことを思い出し、「ちゃんとやってるだろうか...」と心配になる (^_^;; 昨年預か…

「見守りタグ」はうけるかも

一回生向けの情報系の講義で、最近毎年ネタにしているのがRFIDタグである。簡単に言うと、インターネットなどのネットワークに無線で接続できる極小のチップをあらゆるモノにくっつけておくとすげー便利じゃない?というものである。ビジネス的には、日経IT …

文字符号の歴史(欧米と日本編)

文字符号の歴史(欧米と日本編) 待ちに待った安岡夫妻の本が出た。これまで断片的に(例えば、一昨年のシンポジウムでの発表とかで)聞いていた話が、このようにまとまった形で読めるとは、非常にうれしい。 内容はタイトルの通り、文字コードの歴史を、電…

情報歴史学ブログ

私がゼミを持っている花園大学の情報歴史学コースの授業で、ブログを積極的に活用しようと思い、情報歴史学研究室というブログを立ち上げてみた。これまでこのブログにもいろいろ書いてきたが、これからは歴史学関係や人文科学におけるコンピュータ利用関係…

新しいMacが来た〜卒論指導

注文していたiBookがようやく来た。ちょっと作りがたよりない感じもするが、PowerBookよりも質感はこっちの方が好きだ(PowerBookはガワが金属なので、冬は冷たいし夏は熱いのが嫌)。セットアップに時間を取られているが、現在は卒論提出の直前ということも…

Macが壊れた(涙)

今朝、急ぎの仕事をやってしまおうとPower Mac G5を起動しようとしたら、林檎の代わりに見慣れぬ「?」マークの点滅が表示され、起動しない。色々調べたり、Appleのサポートに電話したりした結果、起動ディスクが壊れたということが判明(涙)。 ちょっと前…

ecritureをたどってみたら

昨日、私が代表をしている漢字文献情報処理研究会の大会があった。大会ではいろいろ勉強になったが、その報告は後ほど。気心の知れた仲間たちとの再会、酒席は大変楽しかった。 二次会の席で、狩野さんが持ってきていたYannis HaralambousさんのFontes et co…

アンケートにご協力ください

現在、花園大学歴史博物館で、QRコードを用いた博物館展示支援システムを公開している。 従来、博物館などの展示においては、展示物のそばの小さなパネルに簡単な情報があるのが普通で、詳しい情報については学芸員の解説を聞いたり、図録などを買ったりする…

第68回人文科学とコンピュータ研究会

10月28日に高岡市万葉歴史館で開催された第68回人文科学とコンピュータ研究会発表会に行ってきたので、遅ればせながらレポート: 27日に準備のため幹事は前日入り。万葉歴史館の方であらかた準備していただいていたので、さっくり終わる(感謝!)。その後、…

CHISE Conference 2005 落ち穂拾い

狩野さんがコメントを下さったので、お返事。 「棒の手紙」については、http://homepage3.nifty.com/hirorin/bonotegami.htm が元ネタです。結構有名かと思って引き合いに出したのですが、却って問題を分かりにくくしてしまったかもしれません。素直に「『麻…

CHISE Conference 2005 (3)

(2)から続く。 ○上地宏一「KAGEシステムによる漢字フォント制作支援」 上地さんはKAGEをいじるためのインターフェース開発をはじめ、いろいろおもしろいことをされている。特に興味深かったのは、CHISE漢字連環図とcopylefont(copyleft + font)。特に後者…

CHISE Conference 2005 (2)

(1)の続き。 ○師 茂樹「文字オントロジに基づく文字オブジェクト列間の編集距離」 このネタは、編集距離を使って数理的に写本の比較研究をしたい、という研究テーマがまずあり、じゃあその上にCHISEの文字データベースを使いながらできないか、というちょっ…

CHISE Conference 2005 (1)

木曜日、いろいろあって忙しいのにCHISE Conference 2005で発表をしてきた(金曜日は市内某所で監禁 (^_^;; されていたため無理だった。今頃皆さんハックしてるんだろうなー)。ここんとこ結構きついスケジュールで準備もあまりできなかった上、参加者も少な…

刺激は大切

昨日は、仏教大学の齊藤隆信先生のところで、Nグラムモデルによる仏典の分析に関してこれまで私がいろいろ研究してきたことについてお話しし、また齊藤先生が実際にやってみたいとおっしゃるのでいろいろセットアップなどをさせていただくべく、研究室にお邪…

今日もどこかでUnix

今日は9時ごろまで会議をしていた(涙)。 帰ってからスラッシュドット ジャパンの記事「Windows上のUNIX環境はどれが使いやすい?を興味深く読む。 私は、現在の稼業を続ける限り Windows + Office からは逃れられないだろうが、一方で研究や日常的な仕事な…

mixiはじめました

そう言えば、友人のお誘いでmixiを始めたのでした。花大生のコミュニティもあったりして、やはり日本人向けのSNSって感じがするね (^_^;;

東京日帰り

今日(というか昨日)は東京日帰り出張であった。 午前中、ちょっと大学によった後、京都駅から新幹線に乗る。気合いを入れて先日買ってもうた井筒俊彦著作集の第9巻を読み始めたが、同じようなことを何度も繰り返すのでだんだん眠くなる (^_^;; が、寝ない…

2005年度東アジア人文情報学サマーセミナー

京大人文研のCOEの夏のイベント「2005年度東アジア人文情報学サマーセミナー」で「XMLプログラミング入門」みたいな講義と実習をしてきた(資料)。京大の院生を中心とした受講生の皆さんに、東洋学の様々な方法論とコンピュータにおけるデータ表現や処理と…

みんぱくへ遠足

私が担当するゼミ生中心に、他のゼミや他大学の参加者といっしょにやっている情報歴史学研究会というのがあるが、その活動の一環で国立民族学博物館に行ってきた。現在、携帯電話とQRコードを使った花大歴史博物館の閲覧支援システムを研究会で作っているの…