アート

長沢芦雪 奇は新なり

MIHO MUSEUMで開催中の特別展「長沢芦雪 奇は新なり」を観てきた。なかなか楽しいものであった。長沢芦雪 (別冊太陽 日本のこころ)作者: 狩野博幸出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2011/03/28メディア: ムック購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (…

法然上人八百回忌 特別展覧会「法然 生涯と美術」

観仏信仰を研究している人間としては、観に行かなければならない展覧会ですよ。 法然上人八百回忌 特別展覧会「法然 生涯と美術」/京都国立博物館【東山七条】/平成23(2011)年3月26日(土)〜5月8日(日) 平日に行ったのだが、それでもけっこう混んでいた。国…

ボストン美術館展&京の閨秀・女流・女性画家

母が上洛してきたので、ちび(孫)とともに京都市美術館に行った。猛暑であった。 京都市美術館 > 展覧会案内 > ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち asahi.com : 朝日新聞社 - ボストン美術館展 西洋絵画の巨匠たち 名画のフルコースとは言い得て妙。宗教…

道教の美術展

〆切を抱えてる中に臨時の仕事が舞い込んだりして全然ブログが書けへん(涙)。そんな中、むりやり大阪市立美術館の道教の美術展に行ってきた。自分の研究テーマに近いこともさることながら、そこここから「すごい展示だ」という噂が耳に入って来る。花大の…

ユリイカ2009年9月号 特集*アルフォンス・ミュシャ

気になる論文だけ拾い読み:ユリイカ2009年9月号 特集=アルフォンス・ミュシャ 没後七〇年記念特集作者: 山本容子,池内紀,柏木博,島田紀夫,鶴岡真弓,高遠弘美出版社/メーカー: 青土社発売日: 2009/08/27メディア: ムック購入: 1人 クリック: 8回この商品を含…

美術論集 アルチンボルドからポップ・アートまで

読んだ。ロラン・バルト美術論集―アルチンボルドからポップ・アートまで作者: ロランバルト,沢崎浩平出版社/メーカー: みすず書房発売日: 1986/07メディア: 単行本 クリック: 11回この商品を含むブログ (16件) を見るこの本は「美術論集」という題なので美術…

韓国・朝鮮の絵画

昨日は浜松・静岡で「東山永観堂の『みかえり阿弥陀』その信仰」という題でしゃべってきた。まずは永観堂=禅林寺の歴史、永観というお坊さんの仏教史における位置づけ(日蓮に言わせると日本浄土教トップ3の一人らしい。あとは源信、法然)、永観のやってい…

生活と芸術―アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで

生活と芸術——アーツ&クラフツ展 ウィリアム・モリスから民芸まで | 京都国立近代美術館に行ってきた。まわりは第6回京都学生祭典でワッセワッセと踊っていて喧しかった。展覧会は全体としてよかったが、アーツ&クラフツから日本の民芸運動への接続が唐突だ…

版の誘惑展

3〜5日は日本印度学仏教学会の学術大会の関係で、名古屋に出張していた。せっかく名古屋まで来たのだから、ということで、学会を一部サボって、先日の「ワークショップ: 文字 ―(新)常用漢字を問う―」の懇親会で参加者の方に紹介して頂いた特別展 「版」の誘…

浮世絵春画と男色

早川聞多『浮世絵春画と男色』(河出書房新社、1998) 浮世絵春画と男色 作者: 早川聞多 出版社/メーカー: 河出書房新社 発売日: 1998/10 メディア: 単行本 購入: 2人 クリック: 69回 この商品を含むブログ (6件) を見る 網羅的なので作風の違いとかがよくわ…