ちび向けに買ったものだが、読んでみた。
- 作者: 水木しげる
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1992/07
- メディア: 文庫
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ちび向けに買ったものだが、読んでみた。
読んだ。まあまあ面白かったが、いまいち印象が弱いというか。
あけましておめでとうございます。毎年のことですが、冬休みになると気が抜けるのか、疲れがどっと出て横になることが多い年末年始です。大晦日には、布団でごろごろしながら、これを読んでました。
徹底検証 韓国論の通説・俗説 日韓対立の感情vs.論理 (中公新書ラクレ)
グローバル化によって東アジアにおける日本の位置づけは、日本人が思っている以上に(←これが重要)低下しており、韓国における日本の位置づけも例外ではない。したがって、【韓国崩壊 最新】日韓スワップ協定、朴槿恵が泣きついてくるのは時間の問題=ネット「100倍返しだ!!」「もう関わるな!!」のような議論は成り立たないし、場合によっては日本が自身の経済力を過信して恥をかく可能性があるもあるとのこと。韓国は、国際司法裁判所に出ることを想定して、各国に博士号を持ってるぐらいの人材を派遣したりするなど、着々と準備しているとのことで、「韓国は国際司法裁判所に出ると負けるから拒否しているだけ」というような、2ちゃんねるまとめ掲示板的な議論もまた危ういものであることがわかります*1。
この本は2012年、イ・ミョンバク政権の頃ですが、政権交代があったり、所謂「慰安婦問題」についてもその後いろいろ展開があったようです。
本書の著者の一人、木村幹氏のツイートをフォローしてますが、なかなか勉強になります。今後もいろいろ精進が必要なようです。
*1:本書とは直接関係ないけど、日本の仏教学の状況もこれに似てるかも。
冬休み息抜き読書は続く。
最近研究している因明(東アジアの仏教論理学)を読んでいくのにヒントになるような概念がたくさん出てくる。認知言語学は、意味論と語用論とのあいだに線引するのは無理、という立場だそうなので、やはりそのあたりが連続している(というか、そこにはっきりとした線を引くのは従来の言語学に特殊なやり方なのだろう)因明の世界になじみやすい印象。たとえば認知言語学における「プロトタイプ」の議論などは、因明における自相(と差別)の議論を考える上で参考になるのではないかと思う。
冬休みに入ったので、軽めの新書を読みたかったのである。
光岡英稔氏の武術観、武道観は、仏教の(特に部派や瑜伽行派のような伝統的な)瞑想修行に近いように思われる。
三位一体説をめぐる対話のなかで内田樹氏が述べた「四世紀くらいまでは聖霊の接近をありありと感じられた人たちが普通にいた」(p. 176)などの言葉に、少し考えるところが(キリスト教のことではないけど)あった。
久しぶりに読んだマンガがこれ。